嫁さんの実家が東京(多摩地区)で、毎年東京に帰省してます。
わが家では、この帰省を「参勤交代」と呼び、楽しみな行事の一つとなっています。

今日は江戸時代の参勤交代について紹介します。
参勤交代とは
参勤交代は、江戸幕府が1603年に成立したのち、本格的には1635年(寛永12年)に制度として確立されました。
全国の大名は、1年おきに江戸と自分の領地(国元)を行き来しなければなりませんでした。
- 1年は江戸に滞在
- 次の1年は国元に戻る
- 大名の妻子は常に江戸に居住(人質のような意味合いも)
制度の目的
参勤交代の目的は、単なる「交通の制度」ではありません。以下のような政治的・経済的な意図がありました。
- 大名の力を抑える:頻繁な移動と江戸での生活には莫大な費用がかかりました。これにより、大名が軍事力を蓄えたり謀反を起こす余裕をなくすことが狙いでした。
- 幕府への忠誠を確認:定期的に江戸へ出向くことで、大名は幕府との関係を維持する必要があり、従属関係の強化に役立ちました。
- 街道の整備と経済活性化:大名が移動する際には、数百人〜数千人規模の行列をともなったため、各地の宿場町や街道が整備され、地域経済の活性化にもつながりました。
まとめ
江戸の参勤交代は、江戸時代のお殿様が、江戸と自分の国を1年ごとに行ったり来たりする大切なきまり。
わが家の参勤交代は東京帰省!
後々の旅のブログ、楽しみにしていてください。

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